わたしの気づき

日々、気になったこと、感じたこと。

今年も楽しかった京都グラフィーの復習 その6

No.6. アルベルト・ガルシア・アリックス「IRREDUCTIBLES」

展示タイトルの「IRREDUCTIBLES」はスペイン語。調べてみると数学用語で、あるものがよりより単純なものに分解されない場合に既約であるというとのことだそうだ。

前年度の京都グラフィーのイサベル・ムニョスの「Love and Ecstasy」にも通じる退廃的であやしいアンダーグラウンドな作品群。元貯氷庫の寒々とした、錆びついた金具、重く古いぶ厚い木のドアがある中世の暗いスペインを思わせる空間にすごくマッチしていた。