今年も楽しかった京都グラフィーの復習 その7
No.7. リウ・ボーリン「Liu Bolin × Ruinart」
ルーフトップ・バーのあるおしゃれな祇園のビルが会場。背景に溶け込むようにペインティングされたリウ・ボーリンのセルフィー写真群。すべての背景はシャンパーニュ・ブランドのルイナールのぶどう畑や醸造現場で撮られたもの。なんで、森村泰昌的な面白さは感じるけど、それ以上に何も思わなかった。
が、調べてみると、北京の自身のアトリエが政府によって一方的に破壊されたり、一方的に解雇された労働者であったり、そういった「見えなくされている人々」をテーマにしているという。
TEDのプレゼンテーションで、そのあたりの詳しい話を作家自身がされています。