よくわからなかったマインドフルネスのやり方がわかった。
NHKの健康番組で、「マインドフルネスでダイエット!」というのをやっていた。
感覚刺激に注意を向けるのがポイントだそうだ。
例えば、チョコレートを集中して味わいながら食べる方法。
「このチョコレートを今まで食べたことはおろか、見たこともないものと思って見てください」
「香りをかいでみましょう」
「そっと口の中に入れて、かみ砕きたい思いを受け止めながら、口の中をそっと転がしてみましょう」
「ゆっくりかみしめて、チョコレートを味わう喜びを感じたらそっと飲み込みましょう」
何も考えずに、ポンポン口の中に放り込んで食べるより、少量で満足できるようになると、番組の実験でも実証されていました。
要は食事のときに、
「料理の内容を確認する」「かむ感触や味に集中する」し、
「十分、満足した自分を知ることがポイント。
ワインなど、アルコールを飲むときの飲みすぎ防止にも良とのこと。
例えば、地面を足の裏に感じるなど、「いつも感じている身体の感覚を受け入れるのがマインドフルネス」だそうです。
脳は集中するのが苦手で「マインド・ワンダリング」と言われる状態になり、過去のいやな出来事や、将来の不安を考えてしまいがちだそう。
そういったネガティブ感情を起こすのが扁桃体で、その扁桃体の暴走を抑制し、判断や意欲を司るのがDLPFC(背外側前頭前野)で、そこを活性化するのがマインドフルネスということだそうです。結果的にストレスが減るということにつながるとのこと。
また、痛みを感じると脳の神経細胞が興奮し、そのまま、脳の興奮が治まらない場合があり、原因不明の慢性腰痛の場合はこの神経細胞の興奮が治まらないために痛みがでている場合もあるそうです。
DLPFC(背外側前頭前野)の活性化、要はマインドフルネスな状態にすることで脳の神経細胞の興奮を抑えることができるそうです。
なかなか、わかりずらかったマインドフルネス。少し、理解が進みました。